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心に残るスピーチ

前回の定例会で、結婚披露宴のスピーチの話題になりました。


「近々友達が結婚するので、その披露宴でスピーチをすることになり、どうしよう」
と、あるメンバーが言い、
みんなで上手なスピーチのコツ、ポイントなどを話し合いました。


私は今まで数多く、知人の結婚披露宴に出席していますが
そんな中で一番印象に残っているスピーチと言って思い出すのは、
今から10年以上も前の、ある友人の結婚披露宴でのスピーチです。

その友人の親戚か知り合いか、記憶が定かではありませんが
セーラー服を着た中学生の女の子でした。


彼女は披露宴が始まる前から、
何枚もの原稿用紙を握り締め、
ブツブツとスピーチの練習をしていました。


披露宴の最中もずっと手元に目線を落とし
読み込んで暗記しているようでした。



そして、とうとう彼女がスピーチをする番になりました。


緊張した面持ちで前に出て行った彼女。


マイクの前に立つと、新婦の方を一瞬見ました。


これからスピーチが始まるのかな?
と思いきや、そのままジーッと新婦を見つめ続ける彼女。


会場はシーンと静まり返り、まるで時が止まったようでした。


司会者がどうしたものかと声をかけましたが、
それでも彼女は黙って、新婦から目を離そうとしませんでした。


会場がにわかにざわめき出した頃、
彼女が小さな声でポツンと言いました。

「きれい・・・・」

また会場は静かになりました。

「きれい、お姉ちゃん、とってもきれい・・・」

彼女は目を真っ赤にしてそう言いました。


新婦も涙を流しながら微笑みました。


彼女のスピーチは結局その一言で終わってしまったのですが
その一言に彼女の全ての思いが込められているような気がしました。

新婦との今までの歴史や深いつながりを感じました。
きっと彼女は新婦のことが大好きで慕っていて
また新婦もとても可愛がっていたであろう様子が伺えました。
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会場のあちらこちらからは鼻をすする音が聞こえました。
<BR>
心に残るスピーチとは
言葉の数ではなく、そこにどれだけ思いを込めるかなのですね。


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セルフコーチングコンサルタント早川 優子

早川 優子

セルフコーチングで人生が変わりました・・・

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