やっぱりコーチングはすばらしい!
先日、コーチングを導入して成果を上げている
ある企業のお話をお聞きしました。
その会社は、早い段階から社内コーチ制度を導入しており
コーチングに関して、かなり先進的な企業でした。
その日もコーチング研修をしており、
私もオブザーブしていました。
その途中に、「当社の成功事例」として
ある営業所の方4人がいらしてくださいました。
所長(50代男性)、課長(30代後半男性)、係長(30代前半女性)2名でした。
まず4人が教室に入っていらしたときの雰囲気にビックリ!
上手く言葉では表現できませんが
まさに「ファミリー」なんです。
お父さんが自慢の息子と娘2人を連れて
親戚の結婚式にでも来たような
うれしそうな、誇らしそうな表情です。
コーチングを導入した成果なのか、
その4人の間には「信頼感」「安心感」といったオーラが見えました。
ほんとに見えました!
団塊の世代を生き抜いてきた所長さんにとって
コーチングは最初は違和感があり、半信半疑だったそうです。
「でも、業績低迷の時代、このままではいけない」
という危機感があって、試してみようという気になったそうです。
それを支えてくれたのが、下のメンバーたちでした。
30代後半の課長さんは
「これはチャンス!」と思ったそうです。
「所長が変わろうとしている今、私たちが頑張って、業績を上げないと
またもとの『指示命令型』の組織に戻ってしまう」
と思い、自主勉強会の発足やらなんやら、積極的に行いました。
そしてその結果、以下のような改善が見られました。
①社内のコミュニケーションが活発になり雰囲気が良くなった
②退職率の大幅な改善ができた
③コーチングを用いたモデル地区に関しては業績が上がった
④入社率が増えた
すごい成果です!
組織活性のみならず、
ちゃんと業績を出すことにもコミットしているのが、すばらしい。
これらについて、私たち受講者の前で話す課長のその横で、
温かい目で見守っている所長の様子がとても印象的でした。
係長の女性二人の活躍も見逃せません。
2人に部下がついた時と同じくして
コーチングが導入された事が良かったようです。
「彼女たちは、何の先入観もないから、すんなりとコーチングを受け入れたんです。私みたいに苦労しながら得た者と違って、本当に根っからのコーチです。彼女たちにはかないませんね~」
と、所長はうれしそうにおっしゃっていました。
研修終了後、個人的に所長さんとお話ししていましたら、
こんなエピソードも話してくださいました。
ある採用活動での出来事、
どうにも当社の採用基準に満たない人がいて、所長さんは無理だと判断し、不採用を決めました。
ところが、係長の彼女たちは猛反対。
「私たちが責任持って育てます!」と言い、実際にそのとき採用した人は、今でも頑張って成績を上げてくれているそうです。
そして所長さんは気づいたそうです。
「どんなにすばらしい人でも60%しか力を出してくれなければ、成果は出ない。
ちょっと無理かなと思った人でも、100%の力を出してくれれば、充分貢献してくれる。
彼女たちは、採用者が100%の力を発揮できる風土作りをすることに、コミットしていたから、「大丈夫」といったのですね。」
4人の話には終始、コーチングを愛している姿勢がうかがえました。
そんな様子を見て、私も初心を思い出しました。
ここ最近、研修等ではコーチングに関して懐疑的な意見を多くききます。
「理論はわかったけど、現場では使えない」など。
だから、私もどこか一歩引いて
「みなさんが部下とコミュニケーションをとる際の、引き出しの一つとしてください」
なんて言ってました。
それは受講者と講師との温度差を作らないようにするためと思ってのことですが、
いつの間にか、「使うためのコーチング」ではなく「教えるためのコーチング」になっていたのではないかと、反省しました。
私が企業研修の世界に入ったきっかけは、コーチングを学んだことです。
コーチングによって、多くの気づきを得て、人間関係のストレスが減って
自己基盤が強化されました。
この喜びや感動を思い出し、原点に帰って
自らの体験から導き出したコーチングの良さを
もっともっと熱く語ろうと思いました。
多くの気づきをありがとうございました。
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