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「ありがとう」の重み

昨夜、久しぶりに、亡くなった祖母の夢をみました。
今から10年以上前、92歳の大往生でしたが、
長いこと一緒に住んでいたので、とても悲しかったのを思い出します。

最後は病院のベッドで、息子や娘たち7人に囲まれて息をひきとりました。


祖母が亡くなる前日、

本当は孫たちは病院にお見舞いに来ないよう言われていたのですが
私はどうしても祖母に会いたくなり病院に向いました。


病室には叔父や伯母が数人いて、
真ん中のベッドには、祖母が眠るように横たわっていました。

伯母は「もうずっと意識がないのよ」と言いました。
私はベッドの横に行き、祖母の手をとって、じっとしていました。
「優子ちゃん、何か話しかけてあげなさい」と言われましたが
何も言葉が出てきませんでした。
本当は「ありがとう」と一言いいたくてここまで来たのに・・・。
でも、今ここで「ありがとう」と言うことは
私の祖母に対する今の気持ちを表すには、とても軽すぎるような気がしました。


私は顔も性格も祖母に似ていて、
小さい頃から可愛がってもらいました。
特に一緒に住むようになってからは、
会社であった出来事や友達のこと、
今流行っている洋服や小物の話など
私の話をとても楽しそうに聞いてくれました。
いつも私のことを心配してくれていました。
見た目も気も若く、自分に厳しい祖母を私は尊敬していました。


だからいつも感謝していたのに、
今まで改めて言葉にしたことのなかった
「ありがとう」を言いたくて病院まで来たのに、
でも、今の私の気持ちを表すには
「ありがとう」の一言ではまだまだ足りないような気がしたのです。


私と祖母2人にしかわからない、今までのいろいろな思いを込めて
「ありがとう」を言いたいけれど、
でもそれをみんなに聞かれてしまったら、
とても軽い言葉になってしまうような、
うまく表現できませんが、そんな感じもしました。


ただ黙って寝ている祖母の顔を見つめているうちに
涙が溢れてきました。
そして、みんなに聞こえないように小さな声で
今までの思いをすべて込めて
「ありがとう・・・」と言いました。
やはり、「ありがとう」以上の言葉は思いつきませんでした。

祖母は寝ていたけれど、でも私の気持ちは届いたと思います。
一瞬だけ、うっすらと目を開けてくれました。

私の後ろでは伯母たちのすすり泣く声が聞こえました。


その翌日、祖母は息を引き取りました。


喫茶店でコーヒーを入れてもらっても「ありがとう」
褒めてもらっても「ありがとう」
ではありますが、
その重みとは比較にならないくらいの、
私ができる限りの思いを込めた「ありがとう」でした。

今朝、夢から覚め、改めて「ありがとう」の重みを考えました。
最近、思いを込めた「ありがとう」を言ったのはいつだろう?

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セルフコーチングコンサルタント早川 優子

早川 優子

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