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認知行動療法でスッキリ!

この週末に、認知行動療法の勉強会に参加しました。
大学教授、精神科医、臨床心理士による講演と演習が中心でした。
正直、学会発表のような退屈な内容なのかな?
とそれほど期待していなかったのですが、
とても勉強になったし、ためになったし、スッキリした!!!

というのも、今まで幾度となく、
こういったカウンセリング手法に関する
勉強会やセミナーには参加していますが
結局のところ、

「うつ症状が疑われるクライアントはリリースして
専門家を紹介しましょう」

ということで終わってしまいます。
しかし、今回はお医者さんたち専門家による事例発表ですから
そういった逃げ道はなく、
うつ病患者等に対して、どんなふうにセラピーを行っていくかという
具体的な話でした。


私は今まで、たとえうつ病でなくても
精神的に病んでいる人には
前向きな行動を促すようなアプローチはタブーだと思っていたのですが、
認知行動療法によると、そうでもないみたい。

極めてコーチング的なアプローチだなと思いました。


認知療法とは、
うつ病患者などに関する心理的サポートの手法のひとつです。

「人間の気分や行動は、認知(物事の考え方、受け取り方)によって影響を受ける」
という理解にもとづき、

それだったら、
ある動揺してしまうような出来事が起きたときにも
自分の受け取り方を変えることで、気分が楽になり、
ストレスも軽減し、前向きな行動がとれるようになるでしょう

というものです。

「その人の思い込みから少し自由になり、
一つの考え方にしばられず、しなやかに対応することが大切だ」

と言っていました。


知識編の講義を受けたあとは
2人ペアになって、ロールプレイングも行いました。
「思考バランスシート」にそって、以下のように進めていきます。

①状況
まず、最近大きく動揺したような出来事を訊く

②気分
そのとき、どんな気分だったか、その気分は何%くらいかを訊く
(例:不安、怒り、悲しみなど)

③行動
そのとき、どんな行動をとったのか訊く

④自動思考
そのとき、何を考えていたか訊く

⑤根拠
なぜ、そう思ったのか、その根拠を訊く

⑥反証
自動思考と矛盾する事実、見逃している事実を訊く

⑦適応的思考
「根拠」と「反証」で書き出した文章をつなぎ合わせて、
バランスの良い考え方、客観的な見方を書き出す

⑧気分の変化
最初と比べて、気分がどう変化したか、何%になったか、確認する

⑨今後の課題
今後解決したほうが良い課題があれば、訊く


以降、「問題解決法」によって、具体的な行動プランがたてられ、
次回のセラピーまでの宿題となる。

とても合理的で、
シートを一緒に見ながら埋めていくのでわかりやすく
質問もしやすいなと感じました。

また考えや気持ちを訊く質問や、視点を変える質問など
極めてコーチングと似ていると感じました。


以前、キャリアカウンセリングの勉強をしていたとき
「先を急いではいけない」
「誘導してはいけない」
「まずは共感することが大事だ」
などとインプットされたので、
コーチングのアプローチに慣れている私としては
かなり苦労しました。
また、なかなかそれだと成果が見えず、イライラしました。

でも、今回のやり方を学んでスッキリ!!!
「そっか、カウンセリングでも、こんなに前向きな導き方をしていいんだ」
「これなら比較的短期間で、具体的な解決法までみつけることができ、成果がわかりやすいな」
と、目からウロコでした。

ま、私もいわゆるひとつの自動思考にとらわれて
柔軟な考えができていなかったと言うことですね(笑)

p.s.
今回講演された慶應義塾大学教授の大野裕先生監修のモバイルサイト
「うつ・不安に効く.com」では、携帯サイトで認知療法のスキルを体験できるのだそうです。
お試しください。
携帯電話からの利用は→こちら

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セルフコーチングコンサルタント早川 優子

早川 優子

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