失敗体験の後遺症
うちの実家は犬(トイプードル)を3匹飼っています。
もう成犬ですが、たまにいたずらをしたり、
ベッドの上でおしっこをしてしまったりするので、
寝室などには入れないように、
20センチくらいの金網の柵を立てかけています。
本当は相当なジャンプ力がある犬なので、
そんな低い柵では楽々飛び越えてしまうはずなのですが、
でも、飛べません。
なぜならば、まだ小さかった頃から、
部屋に入れないように、その柵を立てかけていたからです。
何度かよじ登ろうとしては柵を倒し、
「バターン」というその大きな音にビックリして
おびえるようになってしまいました。
その失敗体験、恐怖体験から、大きくなった今でも
たかだか20センチの、
単にまたぐだけで通れそうな柵が彼らには通れないのです。
まあ、私たちとしては、大変都合がいいので、
あえて、通れるように訓練したりしないんですけどね。
ところが、先日!
お友達が、犬を連れて遊びに来たときのことです。
その子は、うちの子たちよりまだ小さい子犬なのですけれども、
軽々と、その柵を飛び越えてしまったのです!!
その瞬間を目の当たりにした、うちのワンコたち!
「ハッ!」とした表情で、私と目が合いました。
私も「ハッ!」
母も「ハッ!」
「マズイ!!!」と思った私は、あわてて柵に近づき
わざと、「バターン」と大きな音をたてて、柵を倒し
「怖いよ~、怖いよ~」
と脅かしました。
それが効果を発揮したのかわかりませんが、
近くまでは近づくものの、今までどおり、飛び越えようとはせずに、
戻ってしまいました。
「ホッ・・・」
良かった。
この柵を飛び越えることを覚えてしまったら、
もっと、高い柵を用意しなくちゃならないし、
そうしたら私たちにとっても、邪魔になってしまう。
各部屋をずっと閉め切っているわけにもいかないし。
そんなこんなで、ひとまず、一件落着したのでした。
しかし、私たち人間にも、こういうことってあるよな~
と、ふと、考えてしまいました。
昔、失敗したことが、今もトラウマになっていて
もう昔の自分ではないのだから、
今だったら楽々出来ることだって
自分で出来ないと枠を作ってしまう。
そして、チャレンジしようとすら思わない。
それは、もったいないことですよね。
私がワンコたちの柵をわざと倒して脅かしたように
私たちの周りには
「出来っこないよ~」
「やめたほうがいいよ~」
「また傷つくよ~」
などと、悪魔のささやきをする人や物があふれているかもしれませんが、
それらに打ち勝って、一度過去をゼロリセットして
成功イメージを持ってみるのもいいのではないかと
再チャレンジしてみるのも価値があるのではないかと
そう思うのでした。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL :
http://www.selfcoachingcafe.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/115

