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「すみません」より「ありがとう」

先週、千葉市女性センターでのセミナーの帰りに
千葉駅から総武線快速に乗車しました。
夜の九時を過ぎたところでした。

船橋くらいまではかなり混んでいたのですが、
私が降りる予定であった錦糸町駅に到着する頃には
車内はガラガラになっていました。

私が座っている席の目の前には
目つきの悪い高校生が一人座っていました。
悪い顔でこちらをにらんでいます

「うわ~、嫌だな。イチャモン付けられたら嫌だから
目を合わせないようにしよう」と思い、
ずっと下を向いて本を読んでいました。

そして錦糸町に到着。
私はそそくさと電車を降り、ホームに立ったそのとき
傘を車内に忘れた事に気づきました。

「あ、いけない!」

急いでクルッと振り返って戻ろうと思ったところ
私の後ろから、れいの目つきの悪い男も降りてきました。
そして、私に傘を忘れた事を伝えるために
手を伸ばして私の肩をたたこうとしている、まさにその瞬間でした。

私が傘に気付いたことを知った彼は
今度は急いでクルッと振りかえり
急いで車内に戻っていきました。
そして彼は私の傘を手にすると
閉まりかけたドアの隙間から
急いでホームに飛び出してきました。

その間、私は一歩も動けずに
ただただ、彼の素早い動きを目で追っているだけでした・・・。
(情けない、こういうときに歳の差が明らかにでますね

傘を私に差し出す彼。
満面の笑みで受け取る私。

「わぁ~、ほんと助かった!ありがとう!!!」

その瞬間、
彼と私の間には、私たち二人にしかわからないであろう
なんともいえない、あたたかな空気が流れたのです。

目つきの悪い彼は、顔をポッと赤らめて、ニヤッと笑いました。
一瞬の出来事だったと思います。

そして私は右に、彼は左にホームを離れて歩き出しました。

おしまい・・・・

な~んか、こうやって文章にするとたいした出来事ではないのですが、
そのとき私はとてもうれしかったんです。
普通だったら絶対に分かり合えないであろう、
いや、わかろうともしない
全く価値観の異なる人と、
「ありがとう」
のひと言でつながった瞬間でした。


私たち日本人は、よく「すみません」という言葉を使います。

何かをしてもらったら「すみません」
誤るときも「すみません」
良いんだか、悪いんだか、まったくわかりません。

以前に日本を紹介したある旅行本に

「日本では『すみません』という言葉を使えば、大抵は通じる」

と書かれているのを見て、唖然とした記憶があります。


このように私たちが今まで「すみません」と言っていた場面で
これをすべて「ありがとう」に変えたら、
どんなにすばらしいでしょうか。

道を譲ってもらったら「ありがとう」
ドアを開けて待っていてくれたら「ありがとう」
コーヒーを運んでくれたら「ありがとう」
メニューを手渡してくれたら「ありがとう」

良い響きだと思いませんか?

言われたほうだって、
「すみません」より「ありがとう」と言われたほうが
何倍も嬉しいに違いありません。

さっきの彼との出来事だって
もし私が「すみません」と言って傘をもらっていたら
互いに表情一つ変えずに
お別れしていたと思う。
記憶からもすぐに消されたことでしょう。

これからは、「ありがとう」をいっぱい言おう!
みんなが「ありがとう」を言うようになったら
世の中はもっと明るくなるかもしれない。

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セルフコーチングコンサルタント早川 優子

早川 優子

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